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湯もみ型付けの流れ

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湯もみ型付けの流れ

こうしてグラブは手に近づけられるのです.

   まずはお問い合わせください。

グラブ

ご自身でグラブをお持ちの方はお持込みいただきます。
グラブをお持ちでない方、買い替えを考えられている方などは、本当は当店で話しながら購入していただくのが、ベストですが、遠方の方への郵送での型付けも行っております。
まずはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

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   グラブ確認後作業

グラブ

遠方の方は郵送にてグラブをお送りください。
その際に送料と7,140円(税込)(持ち込みの場合)をお支払いいただきます。 当店でお買い上げの際は3,150円(税込)です。持参できる方はお持ちいただければ問題ありません。
グラブ確認後、グラブが届き次第、湯もみ型付け作業を行います。
グラブによっては、型付け出来ないものもございますので、以下の注意事項をお読みください。

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【型付けできないグラブ】
使いすぎたグラブやオイルを塗りすぎているグラブは、湯もみ型付けしても型がつかない場合があります。 またそのようなグラブは、湯もみ型付けした事によって使えなくなったり寿命が短くなってしまうことがあります。
その恐れがある場合は、当店が確認後そのままお返しいたします。
送料がかかる場合はお客様負担になってしまいますので、不明な場合は一度お問い合わせください。

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   湯もみ前のしこみ

プラスチック削り

グラブを湯に浸す前に、型付けには重要な仕込みがあります。
そのまま湯に浸して揉んで終わりって店もありますが、戦闘体制に仕上げる為にはこの仕込みは外せません。まずグラブのレースを解いて親指の芯を取り出して加工します。
必要であれば小指の芯も取り出して加工します。

殆ど一度バラバラにしてしまいます。当然グラブの受球面と裏革の内側にあるグリスもチェックし、再度の組み立てもレースの締め直す方向から締め具合なども調整します。
この仕込みは、使う選手の希望を叶えるための型付けにとって大きなウエートを占める大切なSTEPですから一切の手抜きは出来ません。

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   湯に付ける

湯もみ

グラブをお湯につけて革にお湯を浸透させ柔らかくします。
いままで見たことのない方はグラブをお湯に浸すという光景は見慣れない光景かと思います。 グラブによって最適なお湯の温度、浸す時間は長年のキャリアがモノを言う場面です。

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   湯もみ作業

湯もみ作業

お湯につけて柔らかくなったグラブを一気に揉んでいきます。
ただ揉んでいくのではなく、しっかりとボールを掴む感覚を感じられるように、魂込めて揉んでいきます。
必要に応じて揉む箇所、揉まない箇所、そして揉み方が違います。
当然ここが揉みの真骨頂です。
次にボールを掴むことができるように、ポケットを叩いていきます。
ポケットは前のページで説明したように、手でボールをつかめるようなポケットを作ります。
捕ったところで持ち変えられるようにポケットを作れば送球時の握りミス、握り直しが無いグラブとなるのです。

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   型付け作業

型付け

全ての指入れの部分を調整します。
グラブ内の指袋の部分は見えない部分なので、長年のキャリアが必要となる部分です。 重要なのは揉み終えた時の最後の型!グラブをはめたときのフィット感と一体感を作り出すことです。
あの吸いつく感覚もこの時に全て創られます。乾燥に入る前のこの一瞬を極めることが出来ないと本物の型付けが出来ません。一番神経を使う一瞬です。

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   乾燥→仕上げ

湯もみ型付け作業

そして乾燥に入ります。 乾燥中でも 目が離せません。
一刻一刻乾かされていくグラブ、その乾燥の段階でもチェックです。
一体感、フィット感、そして吸い付くような素手感覚に仕上げて行くには一切の妥協は許されません。
乾燥が終ったら最終段階の仕上げの揉みに入ります。
型を整え、レースを再度調整して適度にオイルを入れて完成です。
全ての工程を完了して初めて命が吹き込まれ、即戦力となっていくグラブに仕上がるのです。
この型付けされたグラブはこれから選手と共に戦って行き、一緒に進化して行く大事な相棒になってくれるはずです。

※写真はトレーニンググラブです。